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2023年09月08日

365体育比分,360足球直播2023年度医療系学部合同授業「医療コミュニケーション」を実施しました

2023年9月7日(木)?8日(金)、365体育比分,360足球直播365体育比分,360足球直播にて、医学部医学科?薬学部薬学科?医療技術学部看護学科および視能矯正学科の3学部4学科の合同授業「医療コミュニケーション」を実施しました。本授業は同キャンパス内に医療系学部が集結し、医学部附属病院が隣接する本学ならではの恵まれた学修環境を生かした多職種連携教育です。チーム医療の重要性を理解し、多職種から構成されるチームで患者さんに関する情報を正確に伝達し合い、共有するコミュニケーション能力、そして身体的?心理社会的問題を抽出?整理し、互いの提案と議論を積み重ねることにより、解決の方向を見出す能力を習得することを目的としています。今年度は4年生、約550人での実施となりました。

授業では、本学医療コミュニケーション運営委員会の教員が共同執筆した専用の教科書「医療コミュニケーション第2版(京都廣川書店?2022年3月発行)」から、臨床検討事例「糖尿病を放置し足壊疽を発症した男性のケース」をテーマに、1チーム8人~9人にわかれグループワークを実施しました。
まず、入院することになった患者さんの状況についてチームで情報を共有し、患者さんの医学的、心理的、生活行動学的な状況についてのプロブレムリストを作成した後、具体的な治療、療養計画を立案し、全チームが発表を行いました。各学生が医師?薬剤師?看護師?視能訓練士、それぞれの立場から意見を出すことで、多角的な視点から患者さんをとらえることができ、多職種間コミュニケーションの重要性および多職種連携による医療チーム力の向上を実体験しました。
各チームがグループワークの成果を発表した後は、本学医学部附属病院の内分泌代謝?糖尿病内科チームによる同じ臨床検討事例に関するプロフェッショナルの多職種カンファレンスの様子を動画で視聴しました。医師?薬剤師?看護師?視能訓練士?理学療法士?管理栄養士?医療ソーシャルワーカーからなる医療チームによる患者アセスメントと治療?療養方針の決定プロセスを、学生たちは真剣な眼差しで見て実際に臨床の現場さながらの多職種カンファレンスと自分たちの検討結果と比較し、時にはメモを取りながら医療職を志す者としての自覚と決意を新たにした様子でした。医療チームのメンバーとのライブでの質疑応答や意見交換の時間では、たくさんの学生から寄せられた質問について、プロフェッショナルとしての視点から温かいエールとともに有益なアドバイスがなされていました。チームでのコミュニケーションを活発にするために、それぞれの学科で学んだ知識を活用することに加え、メンバー相互の考えを尊重し、患者さんのための医療やケアを実現するためのプロセスを学ぶ貴重な機会になりました。

本学はこれからも、万全な感染症対策のもと、安全に配慮しながら対面型のコミュニケーションによる情報共有や意見交換という貴重な体験ができるカリキュラムを実施し、現代医療に不可欠となったチーム医療において即戦力となる人材を育成するために医療系学部横断型の多職種連携教育を進めていきます。

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